障害年金の更新

文責:所長 弁護士 大澤耕平

最終更新日:2022年01月13日

1 障害年金はいつまでもらえるのか

 障害年金が認定されると、障害年金の受給が開始します。

 これによって、当面の間は年金が支給され生活が保障されることとなります。

 もっとも、この年金が何時まで支給され続けるのかは、障害の内容等によって異なります。

 例えば、両下肢を切断したというような場合には、その後、再び症状が改善して障害がなくなるという可能性は考え難いですので、一度、障害年金が認定され支給が開始すれば、その後一生涯受給を続けることができます。

 他方で、精神疾患などで障害年金が認定された場合などには、その後の治療状況によっては、何年かすれば障害と呼ばれるほどの重い症状がないくらいに改善している可能性もあります。

 この場合、障害年金の受給の要件を満たさなくなるので、障害年金を受給することはできなくなります。

2 障害の程度を再確認する方法

 障害の内容によっては、一度、障害年金が認定されても、その後に症状が改善する可能性があるため、定期的に、障害の状態を確認しなおす必要がでてきます。

 これが、障害年金の更新という制度です。

 ちょうど、自動車の運転免許の更新と同じように、定期的に、障害年金を受給する条件が満たされているかについて診断書などを再提出して確認してもらう必要があることになります。

3 更新が何時かを確認する方法

 障害の内容によっては、障害年金について更新が必要な場合がありますので、うっかり忘れてしまうと大変です。

 更新忘れを避けるためには、自分自身でしっかり更新日を確認しておく必要があります。

 更新日は、年金事務所や役所等に問い合わせて確認しなくても、年金証書の「次回診断書提出日」を確認していただければ、確認することが可能です。

4 まとめ

 障害年金は障害を抱えた方にとって心強い味方となる制度ですが、一度、認定を受けたら安心とはかぎらず、認定を受けた後も、定期的に症状をお医者さんに診てもらったり、弁護士等の専門家に更新の制度について尋ねたり、継続的なサポートが必要な制度です。

 障害年金のことでお困りの方は、お気軽に当法人までご相談ください。

PageTop